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検査受診にあたっての注意事項

1.この検査は、バリウム(造影剤)により、胃粘膜の状態を観るために次のことをします。

①胃を空っぽにしていただきます。(前日の夜遅くに飲食された方は検査が出来ない可能性があります。午後8時までに消化の良いものをお召し上がりください。)

②発泡剤(炭酸)をバリウムと一緒に飲んで胃を膨らませます。

③バリウムが胃粘膜にきれいに付着するよう、身体を回転させたり、頭を低くする体位をとっていただきます。

④バリウムが胃にとどまっている7~8分間で検査します。


2.バリウムは便を固くします。検査後に下剤(1日に3錠まで服薬可)を差し上げますが、便が出るまでは水分を十分にとり、飲酒を控えてください。



胃X線検査(上部消化管造影)を受けられない方

下記項目に該当される方は当施設において緊急時の対応が困難な為、検査を受けることが出来ません。事前にご連絡ください。


①過去の胃X線検査で発疹などのアレルギー症状が出たり、下痢をしたことのある方。

②腎不全や心臓病などで、医師から水分制限を受けている方。

③炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)で治療中の方。

④大腸憩室炎や腸閉塞、腸捻転で治療を受けたことがある方(就学前を除く)。

⑤3ヶ月以内に腹部(食道・胃・小腸・大腸)の内視鏡治療をした方。※検査のみ行った方は含まれません。

⑥1年以内に開腹または腹腔鏡下手術をした方(婦人科も含む)。

⑦人工肛門を装着している方。

⑧妊娠中、または妊娠している可能性のある方(授乳中の方は検査可能です)。

⑨自力で体位変換や起立が全く出来ない方。

⑩80歳以上の方。

⑪検査日より3日前から排便が無い方。

⑫体重が135㎏以上の方。



検査前にスタッフへお知らせください

下記に該当される方は検査時にスタッフにお知らせください。


①検査当日の血圧が「180/110mmHg」以上ある方。

②検査当日に飲食してしまった方。

③過去の胃X線検査でバリウムを誤嚥した(気管に入った)ことがある方。

④脳梗塞などによる麻痺や運動障害があり、体位変換が困難な方。

⑤怪我や五十肩などで、現在一時的に体位変換が困難な方。

⑥嚥下障害(飲み込みが悪い)や、咳きこみが頻繁な方。